主の降誕・夜半ミサ

2018年12月24日() 主の降誕・夜半ミサ

 

 主の降誕を祝う神聖な夜、本河内教会では午後8時から厳かにミサがささげられました。

 

 

 光であるキリストをあらわすキャンドルサービスでは、暗闇に灯るろうそくの光の中を、山口主任神父様が幼子イエス様のご像を馬小屋に運び入れ、ご降誕の場面を再現しました。その後、クリスマスの聖歌が流れる中、参加者全員が馬小屋に眠るイエス様にろうそくを捧げて、一人ひとりの心の中にもイエス様が誕生するように祈りました。

 

 

 山口神父様はミサの中で、この世には多くの不条理があること、中でも神の子が動物と同じ家畜小屋で生まれたのも一つの不条理であり、これは神と人との断絶を解消する神秘だと話されました。

また、私たちが自分の弱さや限界を知り謙遜になることの大切さに触れ、最も謙遜なマリア様のように、謙遜さの中にこそ働く神様の偉大な力を知り、いつもイエス様が一緒にいてくださることに信頼をおきましょうと諭されました。

 

 

ミサ後、参加者全員に観想修道会シスターの手作りクッキーがプレゼントされ、降誕の喜びに満たされて家路につきました。